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脱どんぶり経営 資金の分配率コントロール(利益をどう分配するのか?)

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この記事は約 7 分で読めます。 9,152 Views

こんにちは桑原です。

 

ここ最近取り入れている新しい対策が
ことごとく成果を生み出し、物販にしろブログにしろ
大きな成果が出続けています。

これ私だけではなく指導しているお客様で実践した
お客様にはことごとく変化出てきていますので
大いに再現性のあるやり方ですね。

正しいノウハウはしっかりと機能します。
コツコツと積み上げていってほしいものです。
成果は正しい方向への努力で実ります。

そして努力なくして得た成果は身に付きませんので、
コツコツと続けてもらえたらと思います。

そうノウハウや経営には成果の出る方向ってのがあります。
ただし、あなたがおかれた環境によりつかむべきノウハウが
変わるのも事実です。

なので正解ってのはないってのが経営の世界でもあるんですが

一つだけその中でここだけは間違えると経営が危うくなるという
数値があり、ここをもう一度聞きたいというリクエストが
ありましたので今回は分配率に関して書かせて頂きます。

前にも解説したのですが、
経営には押さえておかなければならない数値というものがあり
これを知らないと一般に言われるどんぶり経営という形になってきます。

物販であろうと店舗経営であろうと結構重要な数値になってきて
あれ???あれだけ売り上げたのにお金残ってないぞ???

という人はここを間違えます。

私はたまたまこの話を知ることができました。
ラッキーでしたし、先日この話をfacebook上に書いていたら
先日、前船井総研の会長の小山会長が私の書き込みを
読んでいたそうで、桑原君の周りはそんな事も知らないのか?

と言われたのですがそうなんです。
問題はここなんです。
会長に言わせると分配率や交差比率という数字は
ビジネスをやる時の基礎の基礎。

それを知らずに経営している経営者どころか・・・・。
教えるコンサルでさえこれを知らない人がほとんどという現実。
たぶんネット上で売り方を教えるコンサルの99%は
分配率など知らずにコンサルをやっているという現実。

怖い話です。
売上上げれば上がるほど利益を減らす構図を教えるんです。

某ネット塾なんかはビジネスするのに300万とかサラ金で
借りてこさせて始めさせて破産者出したなんて事例もあるぐらいです。

すごくいい加減な経営が出回ってしまっているって事。

3年5年経つと消えていく会社などはこういうの全く頭に入れず
経営しているって事が現実なんですね。

物販や店舗ビジネスは仕入れや初期投資がかかりますので
この分配率をしっかり学んだほうがいいですよ。

という事で簡単に解説していきますね。

ビジネスしていると売上ってのは立ちますよね?
この売り上げのうち仕入れの必要なビジネスなら売り上げから
仕入れ資金を引いたものを粗利(あらり)といいます。

例えば売上400万あったとして仕入れに50%なら
粗利は200万円です。

売上400万で仕入れが75%なら
粗利は100万です。

で、この粗利の200万円とか100万円とかでた粗利
これ全部あなたの取り分ではないですよね。

ここから経費を払わないとなりませんので
ここから支払う経費の比率を分配してくのが分配率です。

この分配率を間違い必要以上に人を雇ったり
広告費を使いまくったり
必要以上に豪華な事務所に入ったりするとビジネスが
うまくいかなくなります。

逆にお金を残すのはいいのですが
必要以上に貧相な事務所とかですと
ビジネスの伸びに影響が出たりします。

これをなくすために粗利を分配していきます。

営業(利潤)分配率 20%
家賃不動産などの分配率 18%
人件費などで使える分配率 38%
管理分配率(管理費)18%
広告販促分配率 6%

これ全部合算すると100%になります。

すべての数字多少のふり幅があります。

で、この数字って大きく間違えるとどんな大手でも倒産します。

それぐらい数字って重要なんです。

このうち前にもこのメルマガには書きましたが
人件費の分配率と営業分配率が例えばあなたが一人でビジネスを
行ってる時は給料として取っていい金額です。

しかし、多くに方は利益もそんなにないのに
どんぶりで出た利益を次々に使ってしまします。

で、あれだけ稼いだのにお金がないって状態に陥ります。
すべて使える訳じゃないんです。

例えばネットの世界で高額塾を売っている人たちは
これを無視した展開もできます。
粗利率が圧倒的に高く使い切れないからです。

しかし、仕入れの必要なビジネスでは同じことはできません。

それにそういう高額塾の人が次々と消えていくのも
この計算ができず支払いに回すお金を使い込むからでしかありません。

高額で売るのが悪いわけではないんですね。
相応の価値のあるものでしたら高くてもいいんです。
ただ、どんなに高く売ってもこういう計算ができないといなくなるのが
ビジネスの世界なんです。

もしあなたがスタッフを雇っているなら
あなたの給料とスタッフの給料合わせてもらっていいのは
粗利の38%までです。

他が安いから多少そっちに回すって1~2%ぐらいにふり幅はありますが
基本ベースはここにあります。

つまり先程書いた計算で粗利100万の場合
給料で取れるのは38万まで(全スタッフで)
200万の場合76万まで(全スタッフで)

となるんですね。

借金がある場合は利潤分配率から支払います。
しかもすべて使えるわけではないです。
税金の支払いもここから出ていきますし
お金も残さないとなりませんので借金の返済に充てられるのは
10%がいいところです。

という事は粗利100万の場合返済に充てられるお金は
月10万というところです。

起業したての方は運転資金というものがありますから
はじめのうちはそこから補てんしながら回すしかないのですが
事業が回りだしたらこの計算ができないと
お金がどんどん目減りしていきます。

事務所とかもやたら豪勢な事務所の方もいますが
使えるのは18%までです。
粗利100万で18万まで
まあここは結構クリアーできる人はいると思います。

そして、販促分配率これが広告や販促物に使えるお金です。

広告売ってひと集めればいいわけではないんです。
売上上がればいいわけではないんです。
利益残さなきゃ。

楽天とかで消えていく人はこれができないんですね。

前にプロピアとかいう増毛の会社が倒産しましたが
TVCM打ちまくっていました。
で、倒産しました。

特許もとって大々的にやりすぎたんですね。

少し前にあるビザやが年商2億しかないのに全国区のTVCM
やっていた馬鹿社長がいましたがつぶれてあたりまです。

計画的にそう持って行ったのかのしれませんし
内情はわかりませんが数字を間違えたらつぶれるんです。

販促費とかは使わなくて済むならそれをプールしておいて
商品代金に充てるとかマーチャンダイジングミックスの
手法とかも使えたりしますが大幅に予算を超えた使い方を
すると痛い目にあいます。

これが経営の基本の”き ”だそうです。
これ知らずにとにかく売り上げ上げればいいって考えの方が多いので
売上上げても上げてもお金なくなるんです。

この辺、しっかり学習したうえで余裕のある
ビジネスをしていきたいですね。

いまそうできていないのでしたら
あるべき姿にもっていくには何が必要か考えてみるのも手です。

売上を落とせばこの数字が達成できる人もいるはずです。

売れる数を落とすことでこの数字に近づける人もいるはずです。

逆に上げないと出ない人もいるはずですし。

経営ってねパズルなんです。
売ることばかりでは成り立たないんです。
バカ売れして行列ができたって在庫が常にないでは
客は離れて倒産に向かいます。

行列のできる飲食店がつぶれるのはそういう理由です。
お客様の処理ができないんです。
評判悪くなります。

客だけ売上だけ集めればいいってのは経営ではないですよ。

その基礎を徐々に身につけましょう。

ご参考までに。

 

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